■おいもほり



5歳児は9月5日(木)、4歳児は9月26日(木)、3歳児は9月27日(金)に『おいもほり』に行ってきました。

今回は3歳児クラスから、令和6年度『おいもほり』の報告をします。


おいもほりに出かける前から“いもほりのうた”を歌ったり、絵本をみては「おおきなおいも、ほりたいなぁ…」「はやくいきたいなぁ…」と言いながら楽しみにしていた子どもたち。

おいもほり当日の朝、お天気にも恵まれ、ニコニコしながら「いっぱいとれるかな?」「おっきいのとるぞ!!」と園を出発。

ほどなく広いおいも畑に到着するや、さっそくおいもほりが始まりました。
みんなといっしょに初めてのおいもほり。
いも畑に到着すると、
「おいも どこにあるんかな?」
「はやくとりたい!!」
と胸を膨らませながら畑に直行。
土の中のおいもがなかなか見つからず、
「おいもないよー」と探していましたが…

やっと見つけて
夢中になって堀り始めました。
「おっきなおいも、あったー!!」
と手で土をよけて、力いっぱい
おいもを引っ張りました。
「これとれない」
「じゃあ、こっちからほるわ!」と、
2人で力を合わせて
土をかき分けていました。

「とれた! おいもさんすごい!!」と、
おいもの大きさや重さに驚きながら、
やっと掘れたおいもを
嬉しそうに見つめていました。
「せんせい、みてみて!」
「ちっちゃくて、あかちゃんのおいもみたい!」と、いろいろな形や大きさのおいもが
あることに気づきながら、
自分で掘ったおいもを何度も眺めては
嬉しそうにしていました。

〈幼稚園に戻って、掘ってきたおいも使っていろいろな活動を楽しみました〉



― えのぐを使って、楽しかった体験を絵に表しました ―



「おいも いっぱいやったなぁー」
「じぶんでめっちゃおっきいおいもとったんやでー」
と話しながら絵を描いていきます。

『おいも つるとはっぱとおはなとられて
「あれれ?」てなってる。
そのあと、つちのなかでねてるの』
― いものつるを使ってイメージ遊びをしました ―
「おかおのまんまる〜」と言って
まるめたつるを顔に合わせていました。

自然物での遊びは、子どものイメージを
豊かに膨らませていきます。
つるを丸め、見立て遊びをしました。
「これ、さんかくやから、おにぎりに見える!」
と想像をはたらかせて楽しんでいました。
『おつきさまがプカプカ、
おふろにはいってる』
― みんなで大きなおいもを描きました ―
『おおきなおおきなおいも』
の絵本が大好き。
みんなでイモザウルスを描きました。
近くの友だちと絵が重なると、
「○○ちゃん、合体やー」と
つながっていく喜びを
感じているようでした。
「ここに目を描こう!」
「トゲトゲもいるよね?」
とみんなでイメージを膨らませながら、
おおきな「イモザウルス」の体に
目や口、模様などを描き込んでいきました。

秋の自然の中で、みんなと一緒に体験した初めてのおいもほり。

土の感触を楽しみながら、自分の力で掘り出して収穫の喜びを味わいました。

また、虫との出合いに驚いたり喜んだりして、心も体も満たされ大満足でした。



園に戻ってからも、これらの発見や感動の体験から造形表現につながり、

豊かな感性と表現が育まれる体験となったようです。


自然の恵みに感謝、感謝です!!


みなさん おつかれさまでした。